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ホログラフィトーク

ホログラフィトークは嶺照子先生が開発された心理療法です。

ホログラフィートークは軽催眠状態でセッションを進めていきます。
意識の影響を弱め、無意識にアクセスしていくため、軽催眠下で問題の起源に戻り、その時の問題をセラピストと一緒にクライエントが自らが解決していきます。

愛着の問題を抱えている方でも、健全な愛着をセッションの中で満たしていくことができる手法です。

そして、ホログラフィートークの特徴は自分のものなのか、外から取り込んだものなのかを見極めを行うことです。
自分のものでない場合、それを自分の中から取り除くという他の心理療法にはない手法が含まれています。
バウンダリー(自分と他者との境界)の問題があると、他者(親など)を取り込み自分の問題としてしまうこともあります。
また、解離のある方は容易に他者から侵入されてしまい、いつも誰かに何かを奪われたり、入り込まれてしまったりし、それに気が付きません。

軽催眠状態で進めていきますので、問題の原因に容易にたどり着くことができ、安全にコンタクトすることができる心理療法です。

また、トラウマを処理するだけではクライエントさんの中に今まで欠けていた自分を大切にするための言葉や関係性、方法であったり、適切な怒りや必要な拒否などもセッションのなかで学んでいくことができる心理療法となっています。

(以下ホログラフィトークHPより抜粋)

クライエント本人が感情や身体症状の意味を読み取り、解決し、自らを癒すプロセスをセラピストが援助する心理療法です。

手法的には、軽催眠下のトランスワークや、自我状態療法の一種に位置付けられます。

クライエントが持つネガティブな感情や身体症状は、問題の様々な原因そして解決法を教えてくれる素晴らしいリソースです。
その感情や症状から、問題に起源を探り、解決し、本来における新しいリソースやソリューションを見出すところまでを一回のセッションで行っていきます。

過去のトラウマやPTSD、複雑性PTSDのような長期間にわたる、愛着の問題を含んだトラウマなど幅広く使うことができます。
クライエント自身も思ってもみなかった過去の起源に容易に到達でき、過去のトラウマティックな場面でも、強く反応を起こしにくく、セラピストが解決を援助することによって、本人だけでは解決できなかった過去の問題をより良く解決できることが可能になる技法です。                  

ホログラフィトークの手順

 

ステップ1

その日に扱う問題を決定します。

問題に対する感情や症状に意識を向け、外在化(自分のものと切り離し、外側から観察できるようにしていくこと)し、バウンダリーの問題があるかの確認を行い、クライエントの許可を得て起源へ退行の準備をします。

 

ステップ2

問題が発生した場面まで退行していきます。今のクライエントが過去のクライエントの問題を解決し、過去の問題と精神的な距離を作る作業を行います。

 

ステップ3

健全な人と、過去のクライエントの望みを叶えていきます。そのプロセスは修正情動体験としてリソースとなっていき安定を築いていきます。

 

ステップ4

過去の問題を解決し、より良いイメージに置換し、最初に外在化したものの変化を確認します。そして、望みやリソース聞き、現実の世界に帰ってきます。

ホログラフィトークのメリット

ホログラフィトークは問題の場面に戻っても、クライエントの意識は軽催眠状態であるためクライエントの意識が安定しているため、フラッシュバックやパニックを起こしにくいことがあげられます。

また問題の起源に早期に到達できるため、問題の根本からの解決が容易になります。

そして、問題の起源に戻れるため、理由もわからない症状や、困難を感じる感情や反応の理由が明確になります。

クライエントに対し、イメージの中で適切な愛着行動を与え、体感してもらいうことで、愛着の問題から派生する様々な問題や影響を緩和したり、解消することができます。