〒370-0849 群馬県高崎市八島町58番地1 高崎アーバンホテル内 1002号
高崎駅西口徒歩1分 駐車場:あり(セッションの時間のみ)

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心理セラピーとは

「心理セラピーって、どんなことをするんだろう?」「なんだか難しそう...」 そんな不安を感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

ここで行う心理セラピーは、従来の「お話を聞くだけ」のカウンセリングとは異なります。
お一人おひとりの状況に合わせて、さまざまな心理療法を組み合わせながら、心の回復をサポートしていきます。

例えば、リラックスした状態で心の奥深くにアプローチする技法や、目の動きを使った技法、体と心のバランスを整える手法など、科学的な根拠に基づいた様々な方法を用意しています。これらの技法は、お話だけでは解決が難しい心の問題にも効果的にアプローチできるのが特徴です。

セラピーの進め方は、あなたのお話を丁寧にお聞きしながら、その時の状態や必要に応じて柔軟に組み立てていきます。
難しい技法はありませんので、どうぞ安心してください。

お一人おひとりに合った方法で、ゆっくりと心の回復を進めていきましょう。

 

アイビーカウンセリングルームで主に行っている心理療法

  • 眼球運動を用いたトラウマ治療:EMDR
    PTSDに対しエビデンスのある心理療法です。

  • 軽催眠状態でのアプローチ:ホログラフィートーク
    軽い催眠状態に近いリラックスした状態で、問題の根本を解決していきます。愛着の問題のある方にとても効果のある心理療法です。

  • 自律神経の調整:ソマティックエクスペリエンス
    ストレスや不安を感じたときに乱れがちな自律神経を整えることで、心と体のバランスを取り戻します。

  • 自分の分裂した部分を統合:USPT
    いろんな感情を抱えて分かれてしまった「自分(パーツ)」をひとつにまとめ、自分らしい生き方を取り戻します。

  • 眼球運動とタッピングの技法:BCT ボディコネクトセラピー
    目の動きや軽いタッピングを使って、過去のトラウマや感情をリリースします。

  • BSP ブレインスポッティング

  • カードを使ったアプローチ
    イメージや直感を使って、心の中の答えや気づきを引き出す方法です。

  • 2024年日本で初めて行われたフラッシュテクニックも行っています。
    トラウマ記憶にフォーカスせずに、トラウマ治療を行うことができるので苦痛が少ない心理療法です。

トラウマについてとその心理療法について

トラウマとは

この図を見てみてください。

今のあなたに当てはまるものはありますか?
これはトラウマの症状です。

トラウマがあると、こんな症状が起きてしまいます。

あなたが今は ”自分なんて生きていても仕方ない”とか、”誰からも必要とされない”とか、”恥ずかしい存在だ”とか、そんな自分に対する否定的な認知があるかもしれませんが、それはあなたの中に残っているトラウマがそう思わせています。

 

あなたが何にも興味がわかなかったり、すごく怖くなってしまったり、不安で何も手につかなくなってしまうこともあるかもしれません。そのせいで、自分ってなにもできないとか、だらしがないと感じてしまうこともあるかもしれません。それも、あなたの中に残っているトラウマがそうさせています。

ちょっとだけ思い出してみてください。
トラウマって、頭では今のことではないとわかっていても、またはなぜなのかわからないけれど
ぎゅーっと胸が苦しくなったり、体に力が入ったり、力が抜けたり、ここにいない感じになったり
体に反応が出ますよね。
いくら理性的に考えようと思ったとしても、頭は働かず、パニックのようになってしまいます。

 

それは、トラウマによる症状があらわれているときと、そうではないときでは、脳の働き方が変わってしまうからなんです。

脳の中にある大脳辺縁系と言われる部分、ここは感情脳や情動脳とも言われていますが
この中に扁桃体という部分があります。
扁桃体は危険があると判断した場合、”危険だ!危険だ!”とサイレンを鳴らします。
自分の身を守るために、生き延びるための反応であり、危険を察知すると自動的に反応します。

 

トラウマがある場合、そのトラウマの原因となっている出来事をほうふつとさせるようなこと

自分の呼吸、感情、胸の痛み、身体感覚・・・
季節、温度、湿度、天気、時間・・・
音、風、肌に感じる刺激・・・
似たような雰囲気の人、性別、洋服、年齢、声のトーン・・・

などのきっかけ(トリガー)で偏桃体が危険だ!危険だ!と警報を鳴らし始めます。

偏桃体が警報を鳴らすと、問題解決などの認知処理を行う前頭前野の機能が低下します。
そして、経験を言葉にする部分も機能が低下します。

これによって、まるで自分が自分じゃないような感じに乗っ取られたような、ハイジャックされたような状態になってしまいます。

これが本当の危険なら、生き延びるためにとても大切な機能です。

ただ、トラウマがあると危険ではないときも、その警報が鳴り響いてしまうということが起こります。
そして自分が自分ではなくなってしまうのです。
これがトラウマの症状の理由です。
あなたの問題ではなく、脳が誤作動を起こしているのです。
その結果、いろんな症状がでて、その症状の自分自身を否定してしまう、そんな悪循環になっています。

 

トラウマの治療は ”それは今起こっていることではない” ということを身体で経験していきます。
調整可能な範囲を広げていきます。
トラウマの心理療法ではいろいろ不思議なことをしていきますが、それはお話をしていろんな気づきを得ていくカウンセリングとは扱う脳の領域が違うためなのです。

 

 

アイビーカウンセリングルームで行っているトラウマの心理療法

ホログラフィトーク
ソマティックエクスペリエンシング
ボディコネクトセラピー
ブレインスポッティング
USPT

EMDR

 

これらの心理療法を組み合わせて、セッションを進めていきます。

辛い出来事を詳細に話す必要もありません。

話したくないことは話さなくてもセッションを進めていくことができますので、安心して受けることができます。