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トラウマについてとその心理療法について

トラウマとは

この図を見てみてください。

今のあなたに当てはまるものはありますか?
これはトラウマの症状です。

トラウマがあると、こんな症状が起きてしまいます。

あなたが今は ”自分なんて生きていても仕方ない”とか、”誰からも必要とされない”とか、”恥ずかしい存在だ”とか、そんな自分に対する否定的な認知があるかもしれませんが、それはあなたの中に残っているトラウマがそう思わせています。

 

あなたが何にも興味がわかなかったり、すごく怖くなってしまったり、不安で何も手につかなくなってしまうこともあるかもしれません。そのせいで、自分ってなにもできないとか、だらしがないと感じてしまうこともあるかもしれません。それも、あなたの中に残っているトラウマがそうさせています。

ちょっとだけ思い出してみてください。
トラウマって、頭では今のことではないとわかっていても、またはなぜなのかわからないけれど
ぎゅーっと胸が苦しくなったり、体に力が入ったり、力が抜けたり、ここにいない感じになったり
体に反応が出ますよね。
いくら理性的に考えようと思ったとしても、頭は働かず、パニックのようになってしまいます。

 

それは、トラウマによる症状があらわれているときと、そうではないときでは、脳の働き方が変わってしまうからなんです。

脳の中にある大脳辺縁系と言われる部分、ここは感情脳や情動脳とも言われていますが
この中に扁桃体という部分があります。
扁桃体は危険があると判断した場合、”危険だ!危険だ!”とサイレンを鳴らします。
自分の身を守るために、生き延びるための反応であり、危険を察知すると自動的に反応します。

 

トラウマがある場合、そのトラウマの原因となっている出来事をほうふつとさせるようなこと

自分の呼吸、感情、胸の痛み、身体感覚・・・
季節、温度、湿度、天気、時間・・・
音、風、肌に感じる刺激・・・
似たような雰囲気の人、性別、洋服、年齢、声のトーン・・・

などのきっかけ(トリガー)で偏桃体が危険だ!危険だ!と警報を鳴らし始めます。

偏桃体が警報を鳴らすと、問題解決などの認知処理を行う前頭前野の機能が低下します。
そして、経験を言葉にする部分も機能が低下します。

これによって、まるで自分が自分じゃないような感じに乗っ取られたような、ハイジャックされたような状態になってしまいます。

これが本当の危険なら、生き延びるためにとても大切な機能です。

ただ、トラウマがあると危険ではないときも、その警報が鳴り響いてしまうということが起こります。
そして自分が自分ではなくなってしまうのです。
これがトラウマの症状の理由です。
あなたの問題ではなく、脳が誤作動を起こしているのです。
その結果、いろんな症状がでて、その症状の自分自身を否定してしまう、そんな悪循環になっています。

 

トラウマの治療は ”それは今起こっていることではない” ということを身体で経験していきます。
調整可能な範囲を広げていきます。
トラウマの心理療法ではいろいろ不思議なことをしていきますが、それはお話をしていろんな気づきを得ていくカウンセリングとは扱う脳の領域が違うためなのです。

 

 

アイビーカウンセリングルームで行っているトラウマの心理療法

ホログラフィトーク
ソマティックエクスペリエンシング
ボディコネクトセラピー
ブレインスポッティング
USPT
EMDR

 

などの心理療法を組み合わせて、セッションを進めていきます。

辛い出来事を詳細に話す必要もありません。

話したくないことは話さなくてもセッションを進めていくことができますので、安心して受けることができます。